住宅ローンのスケジュールは、かなり重要です！

住宅ローンのスケジュールが
　不動産の売買にどんな影響があるか
を知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

マンションや戸建て住宅など、不動産を購入する際には、
　売買契約書
を取り交わすことになります。

契約書のなかには、
　住宅ローンの本審査などの予定
や、
　決済日
の記載をします。

この契約書のなかに記載するスケジュールは、かなり重要な事項になります。
それらの内容について、下記に説明しています。

売買契約書に記載する日程について

売買契約書には、
　物件の引き渡しまでのスケジュール
を記載することになります。

内容としては、
・住宅ローンの本審査の提出期限
・住宅ローンの本審査ＮＧの場合の契約解除期限
・決済（売買代金の残金の支払い、所有金移転登記）
といった事項を記載します。

それらを、記載された日程までに行うという意味で、
　「期限としての日付」
を記載することになります。

ですので、例えば、住宅ローンの本審査の提出期限に冠しては、
　その日付までに書類を提出
すれば、問題ありません。

逆に、それらの日程を過ぎてしまうと、
　「違約」
となってしまうので、要注意です。
違約の場合は、基本、違約金の対象となってしまいます。

例えば、決済については、
　買主側に起因した理由
での違約の場合、買主が違約金を支払うという状況になる可能性があります。

ですので、
　余裕をもった日程を、売買契約書に記載する
ということが重要となってきます。

特に、
　銀行の手続きに要する日数
に関しては、注意が必要です。

銀行の手続きに要する日数に関して

具体的に注意すべき事項としては、、
　・本審査に必要な書類の確認とその準備（源泉徴収票の原本など）
　・本審査にかかる日数
　・住宅ローンの契約（金銭消費貸借契約）から実行までの期間
があります。

本審査に必要な書類の確認とその準備（源泉徴収票の原本など）については、
　売買契約時までには、事前に揃えておく
ようにして、契約の取り交わし後に、速やかに、本審査の書類を提出できる状態にしておくことが望ましいと言えます。

例えば、本審査の段階で、書類不備があると、それだけで、契約書に記載されている日程をオーバーしてしまうリスクがあります。

また、本審査の書類を提出した後、
　・本審査にかかる日数
　・住宅ローンの契約（金銭消費貸借契約）から実行までの期間
についても重要です。
事前に銀行に確認した上で、余裕をもった日付を売買契約書に記載しておく必要があります。

特に、ネット銀行を利用される際は、かなりの日数を要する場合がありますので、事前に、
　どれくらいの日数が必要になるのか
を確認しておくようにしましょう。
　

また、住宅ローンの契約日や、決済の日程が平日になりますので、お勤めのお休みがとれる日の調整にも配慮しておきましょう。

さいごに

住宅ローンのスケジュールをしっかりと把握しておかないと、最悪の場合、売買契約の違約になるリスクがありますので、気を付ける必要があります。

また、売買契約から決済までの期間に関して、特に、「建売住宅の購入」の場合、
　その期間が比較的短い場合が多い
為、事前にどういった条件になっているのかを確認しておきましょう。

いずれにしても、リスクなく売買を進める為に、
　住宅ローンに関して、どれくらいの日程が必要になるか
を、予定している金融機関にしっかりと確認しておくことがとても大切になってきます。

以上、住宅ローンのスケジュールについての説明でした。