建売住宅でも、できれば、建築中の
建築現場
をチェックしたほうが良い!
こんなテーマに関する記事です。
建て売り住宅の場合は、完成後の状態を確認できるというメリットがあります。ただ、できれば、その物件の「建築途中の状況」、つまり、工事途中の状態もチェックしておくと、より安心できると言えます。その際のチェックポイントについて解説しています。
通常、建売住宅の場合は、完成済みの物件をみて、検討することになります。
逆に、注文住宅の場合は、通常、
建築途中にも、建築現場を見に行って、建築状況を確認
したりします。
できれば、気になる物件があった場合、
建売住宅の場合でも、建築途中の状況
を確認しておくと安心です。
建売物件の場合、通常は、建築前から販売を開始しますので、工事中の現場も外からチェックすることはできます。
既に、物件が完成済みの場合は、
その建売の物件と同じ会社
の
別の「建築途中の現場」
があれば、物件は違いますが、
その会社の工事の品質
がチェックできます。
では、工事中の現場で何をチェックすれば良いのでしょうか。
工事現場のチェックポイント
チェックする点としては、
・現場が整理整頓されていて、きれいな現場かどうか
・建材などが、しっかりと管理されているか
・木材の品質
・現場の職人さんなどの様子
といった項目になります。
現場が整理整頓されていて、きれいな現場かどうか
必要なものがしっかりと整理されていて、また、必要な箇所には、養生シートが貼られているかどうかです。
だらしない現場では、良い仕事ができる訳がありません。
実際に仕事をしているのは、下請けの業者さんにはなりますが、その仕事の品質を管理するのが、施工管理者になります。
建売の会社で、しっかりと施工管理ができているか、その結果のひとつが、現場が、
整理整頓されていて、きれいな現場かどうか
という点になります。
建材などが、しっかりと管理されているか
稀に、使用する建材、部材が、
雨ざらし
になっているようなケースがあります。
合板が湿気ると、カビ、腐食の原因となります。
建材などを屋外の置く場合は、しっかりとカバーをかけて、管理がなされているかは、非常に重要なポイントになります。
【参考】住宅の建築現場に関するユーチューブ
下記ユーチューブで、住宅の建築現場に関する動画が紹介されています。
再生回数は数は少ないですが、良い内容なので参考になります。
また、下記書籍も参考になります。
これだけ違う! 一流の現場とよくない現場 良い家は現場を見ればわかる! パート2
木材の品質
建材の品質については、専門職でないと、なかなか見分けがつかない部分にはなります。
ただ、実際に住宅に使用する柱などの主要な建材は、
4~5段階前後
の等級があり、その等級によって、強度も異なれば、当然、価格も異なります。
当然のことながら、良い建材を使っているほうが望ましいと言えます。
木材の等級については、下記ページが参考になります。
現場の職人さんなどの様子
現場で作業をしている職人さんの様子も気になるところです。
しっかりと仕事をしている職人さんかどうかも、なんとなく雰囲気でわかったりします。
逆に、
現場周辺で平気でたばこを吸っているような現場
だと要注意です。
さいごに
建築現場に限らす、製造の現場では、
しっかりした会社ほど、整理整頓がなされている
と言えます。
ですので、良い品質の住宅を期待する場合は、
それがつくられる際の現場
を見ることで、その為の情報をえることができるとも言えます。
また、できれば、専門家に調べてもらう方法として、
新築住宅向けのインスペクション
とう方法もありましので、あわせて検討されても良いでしょう。
以上、「建売住宅の場合も、建築現場をチェック?!」についての説明でした。