マンション購入時には、何を基準にすべきか?

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マンション選びの際の、
 判断基準
について知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

この記事の内容

マンション選びの基準には、個々の状況にもよって重要視する事項が変わってくるももの、主な事項については、共通点がります。
それらの内容について、注意点とあわせてわかりやすく説明しています。

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マンションを購入する際には、いくつかの視点で物件をチェックすることになります。

もちろん、選定基準には、それぞれの状況によって個人差がありますが、少なくとも、共通するポイントについては、把握しておいたほうが良いと言えます。

下記に、マンション購入時のポイントについて、順に説明していきます。

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目次

マンション購入時に考慮する5つのポイント

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マンションを購入する際に、一般的に考慮されるポイントとして、参考になるので、
国土交通省の「マンションを取り巻く現状について」というレポートです。

その中で、
 マンション購入時に考慮した項目
についてのアンケート結果が掲載されています。

上位5つをみてみると、

・駅からの距離などの交通利便性;72.6%
・間取り;63.7%
・日常の買い物環境;52.8%
・周辺の医療・福祉・教育等の公共公益施設の立地;39.4%
・眺 望;32.1%

という結果になっています。

もちろん、優先順位に個人差がありますし、また、それ以外の項目もあります。

ここでは、参考までに、上記の5つのポイントについて、注意事項とあわせて解説します。

駅からの距離などの交通利便性

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マンションの場合、戸建住宅の場合とは違い、
 交通の利便性
に関する項目が、まず、第一のポイントとなります。

つまり、
 駅からの距離
です。

駅に隣接している物件ほど、通勤を含め、生活に便利ですので、その価値が高まると言えます。
その場合、一般的に、資産価値が上がり、経年による価格の下げが緩やかになります。
あるいは、不動産相場の状況によっては、価格が上昇する可能性もあります。

駅からの距離に関しては、概ね、
 徒歩3分以内
 徒歩5分以内
 徒歩10分以内
 徒歩15分以内

といった物件になります。

中には、駅にほぼ隣接しているような物件の場合は、1分以内というものもあります。
逆に、15分以上の物件は、魅力度が薄れる可能性が高いと言えます。

また、戸建ての場合は、ある程度、駅から離れていたとしても、郊外の静かな環境、あるいは、敷地が広めの物件が好まれる傾向にあります。

いずれにしても、マンションの場合、戸建てと違って、まずは、駅からの距離をチェックする必要があります。

間取りについて

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ファミリー向けのマンションの間取りに関しては、
 2LDK
 3LDK
 4LDK

になります。

このうち、最も割合の多いのが、
 3LDKの間取り
になります。

分譲マンションの住戸の7~8割以上は、3LDKの間取りのケースが多いと言えます。

間取りをチェックする際の注意点としては、

・平米数
・間取りのタイプ

です。

平米数

同じ間取りでも、平米数の違いがあります。
同じ3LDKの間取りの 物件でも、ひとつひとつの部屋の広さに違いがあるということです。
つまり、リビングが10畳の物件もあれば、12畳の物件もあり、また、一番大きい洋室が、8畳の物件もあれば、6畳しかない物件もあるわけです。
結果、物件の平米数にも、その違いがでてきます。

3LDKの物件の平米数の目安としては、概ね、
 60~70平米
や、
 70~80平米
といった物件になります。

郊外の物件のほうが広めの物件が多くなり、直近の分譲マンションでは、広めの面積も増加傾向にあります。

ちなみに、国土交通省の住生活基本計画のデータでは、下記内容となっています。

最低居住面積水準
世帯人数に応じて、健康で文化的な住生活の基礎として必要不可欠な住宅の面積に関する水準。

2人 ;  30平米
3人 ;  40平米
4人 ;  50平米

誘導居住面積水準
世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として、多様なライフスタイルを想定した場合に必要と考えられる住宅の面積に関する水準。

2人 ;  55平米
3人 ;  75平米
4人 ;  95平米

物件によって、状況も異なってきますので、専有部分の実際の面積を必ずチェックするようにしましょう。

間取りのタイプ

例えば、同じ3LDKの間取りの場合でも、中には、
 ベランダ側の幅が広い設計
になっている物件もあります。

いわゆる、
 ワイドスパン
と呼ばれる間取りです。

画像引用;「田の字」「ワイドスパン」「センターイン」マンションの間取り解説 https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-3028/

こういった間取りの場合は、日当たりの良い部屋を広くとりうことができます。
ただ、こういった設計の場合は、住戸の数が減ることになり、結果、グレードの高い物件になってしまいます。

物件によっては、こういったグレードの高い物件によく見られる間取りが、リーズナブルな価格で売りにでていれば、チェックしておいても良いと言えます。

ちなみに、一般的な間取りは、下記のような「田の字」型の間取りとなります。

画像引用;「田の字」「ワイドスパン」「センターイン」マンションの間取り解説 https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-3028/

日常の買い物環境

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近隣に、スーパーなどの商業施設があるかどうかもチェックポイントになります。
買い物に行くのに、都度、遠くまで出かける必要があると、面倒です。

近隣にお買い物ができるお店があるかどうかも確認しておきましょう。

ここでも注意点としては、商業施設がマンションに隣接しているような場合は、便利な反面、
 騒音や人の行き来が気になる場合
があるということです。

また、そういった場合、特に1階の住戸のセキュリティー面も気になるところです。

同様に、マンションが娯楽施設に隣接しているようなケースも同様の注意点があります。

周辺の医療・福祉・教育等の公共公益施

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マンション選びの際には、特に、
 学区がどうなっているのか
は、気になるところです。

小さなお子さんがおられる家庭の場合、できるだけ、転校せずに引っ越しできれば良いというケースが多いです。

ですので、学区はもちろんのこと、その他の施設としては、
 病院、クリニック
や、
 銀行、郵便局
などがあります。

なるべく、近隣にそういった施設があるかチェックしておきましょう。

逆に、近くに無いほうが良い施設についても確認しておきましょう。
こういった施設は、
 ニンビー(NIMBY)
と呼ばれています。
「Not In My Back Yard」の略です。

意味としては、
 「施設の必要性は認めるが、自らの居住地域には無いほうが良い施設
です。

例えば、
 産業廃棄物処理場、火葬場、下水処理場、各種遊技場(パチンコ店等)、ファッションホテル、葬祭式場
などです。

近隣に、こういった施設がないかどうかもマンション選びの際に大切になります。

眺望について

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マンション選びの際には、
 ベランダからの眺望
が重要なポイントになってきます。

ですので、眺望そのものも含め、眺望を遮るものが無いかどうかもチェックポイントになります。
眺望を考えると、なるべく、中階層以上の階が良いと言えます。

また、現時点で眺望が良くでも、将来的に高い建物が立たないかが心配な部分はあります。
実際のところ、将来的なことはわかりませんが、少なくも、直近にそういった可能性があるかどうかは気になるところです。

ベランダ正面のエリアが、低層住居専用地域であれば、高い建物が立つことが無いので安心です。

逆に、広めの空き地や駐車場など、今後、高い建物が建つ可能性がゼロではありません。
過去のトラブル事例(判例)を見ると、同じ分譲業者が、隣接地にマンションを建設し、眺望が阻害されたという事例もあります。

少なくとも、比較的大きめの建物が建つだけの広さの土地があるような場合は、注意が必要と言えます。

まとめ

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マンション選びの際のチェックポイントに関しては、それぞれの状況に応じて、判断基準が異なってきます。

また、上記に記載したように、駅から近い物件が価値が高いと言えますが、実際は、駅からバスでの移動が必要が距離に立地するマンションもあります。

そういったマンションの場合でも、例えば、通勤や周辺の自然環境などのメリットが感じられるケースもあります。

ですので、上記に記載した5つのポイントは、あくまで、一般的なポイントとしてとらえて、あくまで、個々の判断基準を加味して検討していくことになります。
ただ、マイナス面に関しては、事前にしっかりと把握した上で、購入の検討することが大切になります。

以上、マンション購入時のチェックの基準についての説明でした。

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この記事を書いたのは、

この記事は、不動産会社である「株式会社クラスイエ」【宅建業 千葉県知事(1)第17909号】のスタッフが、実際の不動産売買の実務経験を基に書いています。

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