建売住宅購入の際の、
住宅ローン
について、注意点などがあれば知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
建売住宅を購入する際の「住宅ローン」の注意点について説明しています。
住宅を購入する際は、一般的には、
住宅ローン
を組んで、購入資金に充てます。
その際、特に、
建売住宅の購入時
には、住宅ローンの手続きをする上で、注意点があります。
具体的には、建売住宅の場合、
売買契約から決済までの期間が短い場合が多い
ということです。
もっとも、新築建売の売主の会社にもよりますが、傾向としては、
通常の不動産売買で設定する期間に比べて、短い場合が多い
為、そのことを踏まえて、住宅ローンの手続きをする必要があります。
具体的にその内容を見てみましょう。
住宅購入の流れ
一般的な住宅購入のフローとしては、下記になります。
もちろん、売主の会社によっても異なりますし、調整可能な場合もあります。
ただ、住宅ローンを組む金融機関を選定する段階で、事前に、
売買契約上、決済までの期間がどれくらいに設定する予定なのか
を確認しておくと良いと言えます。
金融機関による住宅ローンの手続き上の違い
金融機関によって、
・本審査に必要な期間
・銀行との住宅ローンの契約(金銭消費貸借契約の取り交し)から決済までの期間
に違いがあります。
例えば、ネット銀行は、傾向として、従来型の金融機関に比べて、上記のそれぞれの期間が長くなります。
ですので、建売住宅の売買契約で、「売買契約の取り交し」と「決済」までの期間が短い場合、ネット銀行での住宅ローンは難しいと言えます。
また、フラットの場合については、代理店の対応によっても異なってきますので、事前に確認が必要です。
ただ、売主である建売住宅の会社が提携しているネット銀行や、フラットの代理店があるケースもあります。
その場合は、状況にあわせて対応してくれる可能性が高くなります。
その他の注意点
不動産を購入する際には、
売買契約書
を取り交します。
その契約書の中には、通常、
住宅ローンに関するスケジュール(期限)
や
決済(物件の残代金の支払い、物件の引渡し)のスケジュール(期限)
を記載します。
記載の日程(期限)までに、予定通り進めば問題ありませんが、期限を超えてしまうと、
売買契約の違反
ということになってしまいます。
ですので、スケジュールは慎重に設定していく必要があります。
まとめ
住宅ローンを選ぶ際には、金利に目がいきがちですが、上記に記載したような、
手続き上のスケジュール
も、重要なポイントになります。
ですので、金利もさることながら、リスクなく住宅の購入ができるよに、手続き上のこともチェックしながら、金融機関を選定する必要があると言えます。
以上、「建売住宅の購入時の住宅ローンの注意点」についてでした。